草木染めと、手染め糸を使ったハンドメイドの楽しさをお伝えします。


by tezome-to-ito

カテゴリ:手染めダイアリー( 84 )

夏の間、水に浸けて発酵を試みた玉ねぎの話を
覚えている方はいるでしょうか?
イランでは玉ねぎでピンクが染まるらしいという話を
箕輪先生のブログで知り
それは発酵させるらしいという情報のもと
実験してみたのですが
発酵自体が上手く行かない。

やはりエサが必要かな?と思っていたところ
スピニングパーティーの藍染講習で
ブドウ糖と石灰を加えて藍を発酵させる技を知り
それを玉ねぎにも応用してみました。

発酵は上手くいったようです。

その発酵玉ねぎ液で染めた糸がこちら。

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イメージはもっと派手なピンクなのですが
ピンクには染まりました!

が、かなりフェルト化しました。
左の無媒染は干し大根状態。
発酵ということはアルカリなので
当然といえば当然の結果…
右のミョウバン先媒染はずいぶんマシです。
ミョウバンは酸性なので
中和されるのでしょうか。

ちなみにこちらの写真の右は
フェルナンブーゴの残液のミョウバン先媒染です。

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同じ手順で染めて全くフェルト化していません。

染めた糸がラムなので
そもそもフェルト化しやすいとは言え
フェルナンブーゴと比べると
やはりアルカリの影響を認めざるを得ません。

イランの羊さんの毛は
アルカリに強いのかもしれませんね。
いや、もしかしたら
染め方自体が全く違うかもしれないですが。

普通に玉ねぎ染めしたものとの
色の違いはこんな感じ。

a0191728_12535706.jpeg

左は発酵させる前の液で試染したもの。
右が同じ液を発酵させた後に試したものです。

玉ねぎは金茶が美しいと思います。
日本の草木染めではそれが当たり前なのは
土地柄に合っているからなのでしょう。
イランにはイランの土地柄があってのピンクかもしれない。
玉ねぎピンク実験はそう納得して
ひとまず終了します。

でですね、
先日京都に行った時に
大きな丹波栗が安かったので買ったのですよ。

それでも染めました。

a0191728_15363455.jpg

栗の渋皮煮の煮出し液を使いました。
栗ピンクです。
しかも美味しい〜。笑

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by tezome-to-ito | 2018-10-29 12:37 | 手染めダイアリー
柿渋を使って
一閑張りをしてみました。

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一閑張りは今月末開催する草木染めサークルのお題なので
手順と材料の確認のため試作してみました。

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籠に和紙を貼って柿渋を塗っています。
もとの籠は
クリスマス 織りもの 贈りもの
展の時に頂いたお花のアレンジメントの籠です。

その節はありがとうございました!
有効利用させて頂きました。

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柿渋は何度か上塗りする予定です。
窓際で日光浴させておけば
サークル当日までにもっと色が濃くなるはず。
どこまで濃くなるかな?

ビフォーアフターも紹介しますね。
お楽しみに!



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by tezome-to-ito | 2018-06-01 06:14 | 手染めダイアリー
昨日の十色の会で染めエンジンがかかったので
今日も引き続き染めています。

蘇芳です。

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素材は
十色の会メンバーのUさんに紡いで頂いた
毛糸です。

a0191728_15381876.jpg


とても柔らかい糸です。
撚りの加減もすっばらしい!

カラードもあります。

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作品展で使わせて頂きます。

ナチュラルなまま織るつもりでしたが
とても扱いやすそうだったので
1カセ染めてみました。

染色は蘇芳を糸と同量煮出したのですが
昨日の十色の会の時に酢酸を使わず
プラム色だったので
今日は酢酸加えてみました。

しかし、なんということでしょう!
煮出した液も、糸も、黄色になってしまいました。
測るとPH4。酢酸入れすぎたよう〜。

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少しずつPH調整して様子をみました。
これはPH5。
キレイなオレンジに。
でもまだまだ!

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PH6。
赤くなりました!
ほっ。

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面白いなぁ。
草木染め!

PHに左右されるのは
弱点と言えば弱点なんですが
それも含めて、草木染めの魅力でもあります。


今はさらに赤系染料を煮出しております。

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秘蔵っ子のフェルナンブーゴ!
バイオリン王子に頂いたやつ!!

そう言えば最近
箕輪先生のブログでもお見かけしないけど
お元気かしら?バイオリン王子。

これはどんな赤に染まるかドキドキ!


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by tezome-to-ito | 2017-09-24 15:33 | 手染めダイアリー
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試染のための黄ハダの染液が
少しだけ残ったので
電子レンジ染めしました。

これメッチャ便利!
ジップロックに染液と糸を入れてチンするだけ。

最低量の染液で染められるから
ムダもなくてエコロジー。
重たい鍋の上げ下ろしもない!
熱気で汗だくになることもない!

つまり、私の体にも優しい〜。



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by tezome-to-ito | 2017-07-20 16:30 | 手染めダイアリー
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ひまわりを描いています。
日傘に。

楽しい!

本日は猛暑日の予報。
なのでお家にお篭り。

BGMに
radikoのタイムフリーで
星野源ちゃんのFamilySong聴きながら。

良い曲です。

あなたのそばに1日でも多く幸せがありますように。



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by tezome-to-ito | 2017-07-13 15:05 | 手染めダイアリー
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十色の会で染めた私のストールは
こんな感じの染め上がりです。

草木染めって酸化によって色が変わります。
染め上がってから
空気に晒すことで
色が落ち着いてきます。

金曜に染めて、
その晩に私は水洗いしたのですが
その時あった青みが少しずつ抜けている気がします。

初めにあった違和感がなくなって
この色が好きになっていく。



参加者の皆さんからも
写真が届き始めました。


私のストールより100倍高級感漂う!
Fさんのストール。
一晩浸けてとても良い色に仕上がったとのこと。

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ミニオンをモデルにしたのはTさん。
ミニオン色!
でも実際はもう少し落ち着いた色味だそうです。
ちなみにTシャツは藍染だそうですよ。

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同じストールも
アレンジが違うと面白いですね。
他の参加者さんのお写真もお待ちしています。




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by tezome-to-ito | 2017-05-29 09:12 | 手染めダイアリー
写真は川島テキスタイルスクールの
天然色データ作成講習ウールの回で染めた
糸見本の一部です。

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24色×5媒染染めました。
染料は田中直専門店で購入可能なものが主です。

昨日一昨日とシルクの講習があり
今日は綿の講習に行く予定でした。

しかし朝起きると
なんだかフラフラする。
だんだん気持ち悪くなり
その後は上から下からの大騒ぎに。

とても出掛けられる状態じゃないので
涙を飲んで欠席の連絡をしました。
何か悪いもの食べかな、私?

横になっていると大丈夫なのですが、
起きると吐き気
水飲んでも→トイレ

仕方ないのでひたすら寝ること10時間。

目が覚めても起き上がるのが怖いので
ベッドの中でブログ更新を試みる。
これが大丈夫なら
ベッドの中でカルテットのオンデマンドでも見ようかな?

昨日のシルクの染めの様子。
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喉が渇いた…さすがに水分補給しないとね…
どうか治っていますように。
なむなむ…


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by tezome-to-ito | 2017-02-15 17:32 | 手染めダイアリー
雪を見るとテンションが上がる人間です。

雪害で苦労される皆さんには申し訳ない話ですが、
道産子の血が騒ぐと言いますか
午後には融けるであろうにスコップを持ち出す人です。

ここ数年はそれほど雪が積もることはなく、
「やはりここは聖徳太子様がお住まいになった地、天候にも恵まれている」
という説ににこにこ頷きつつも
内心寂しい思いでおりました。

それが昨日、キターっ‼︎
朝起きると一面真っ白!

わーいわーい、どこまで積もるかな〜
雪かき必要かな〜?
今日の藍染めは外でできないな〜……

ん?あいぞめ??

思いついてしまいました。
それがこの光景。
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雪晒し!
やったことないけど、もしかして
藍染めには最適ではないか?
新聞やシートを広げたり
汚れを気にすることなく空気に晒せる。

なんたって美しい光景です。

気づいた頃には雪もだんだを止んできて
慌てて藍を建て布を絞りました。

棒絞り↓
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慌てすぎて冷たい水のまま使ってしまい
なかなか藍が建ちません。
寸胴鍋だったのが不幸中の幸い、火にかけ少し温めました。

その後1時間待って染色開始。

雪花絞り↓
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しわしわ絞り↓
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棒絞り↓
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段染め↓
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無事染まりました。

たぶん我が家の庭が一番活躍した日です。
無地も染めて、合計20m!
楽しかった!
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夕方まで晒して、その後はお風呂場で一度濯ぎ
後は洗濯機に任せました。
この量を干す場所は家にないので
乾燥も洗濯機に任せてみました。

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色は残念ながら浅いな〜。
アイロンかけも大変かな(^^;;

この生地はAJCの出品作に使用します。
こういう色んな無茶を楽しんで試せるのも
自己責任の公募展応募の良さかな。

さて今日は絹を染めます。
昨日の藍を受けて、何で染めるか…。
勝負はこれからです。

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by tezome-to-ito | 2017-02-10 08:44 | 手染めダイアリー

クサギの実

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クサギの実を頂きました!
感激〜!!
今や貴重な染料です。

一粒ずつ枝からはずしてます。
量としては多くないけど
手間がかかります。
玄関でかがんで作業してるので腰が痛い!

ウールを染めまるつもりです。
どんな感じに染まるかな?










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by tezome-to-ito | 2016-12-11 14:03 | 手染めダイアリー
昨年倉敷のMUNIに行って
藍染めのウールラグを見て以来
ウールの藍染めにじっくり取り組んでみたいと
思い続けていました。

一緒に倉敷に行ったTさんに
「それが今年の課題」と話したことを
すっかり忘れていた初夏の頃
「私はこれから何をする人ぞ」
「え⁈ウールの藍染めですよね」
と有能な秘書の様に
そのことを思い出させてくれたTさん。

その後動きがないぞ〜と彼女は
密かに思っているかもしれない。

忘れていません。

2016年の内に
一つ取り掛かりました。
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いつも自宅や教室で藍染めをする時は
これを使っています。
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誠和の紺屋藍。

とても簡単で、使いやすい。
今回はこれを使いました。
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説明書通りに藍と溶剤を溶かします。
綿との違いは温度と酢を使うこと。

そもそも藍はアルカリ性。

アルカリが苦手なウールを
どの様に染めているのか?
MUNIのカーペットを見て思ったのは
そのことです。

特に藍がめで自然発酵させるわけではない
化学建てはアルカリが強い。
紺屋藍で酢を使うのは
中和のためかもしれないな。

上の写真は
紅花の黄水で2段階にイエローに染めた毛糸に
藍をかけたものと
一番色の濃いのは藍のみの麻糸。

藍のもう一つのテーマは
志村ふくみさんのような緑を染めることですが
なかなか…
緑っぽい青、までしかいかないなぁ。
まあ、良い色ですが。

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こちらは茶のナチュラルウールと
ラムの白糸を染めたもの。

濃紺に染めるには下染めに何を使うかも
研究すべきテーマですが、
カラードのナチュラルウールを使う方法は
メヘラリショップで教わりました。

うん、これは使えます!

今後は
違うお店の藍でも試して行くつもり。












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by tezome-to-ito | 2016-12-09 10:06 | 手染めダイアリー