草木染めと、手染め糸を使ったハンドメイドの楽しさをお伝えします。


by tezome-to-ito

糸のみほとけ展に行ってきました。綴織曼荼羅伝説の中将姫ってこの方です!

「糸のみほとけ」展に行ってきました。

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館内撮影禁止ですがあらゆるところに
刺繍キャラが案内板に姿を変えて
出迎えてくれます。

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このキャラクター達は今回の展示品の一つ
「天寿国繍帳」に縫い込まれいる人や動物。

実物はもっと小さいのですが
この立て看板は拡大されているので
縫い目をしっかり確認することができます。

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いやいや、素晴らしい!の一言。

「繍仏」という言葉を
今回の展示会で初めて知ったのですか
日本で初めて作られた仏像の内一つは
「繍仏」つまり刺繍による仏様だそうです。

今まで何気なく見てきた掛け軸の仏様の
多くが「繍仏」だったことを知り驚きました。

今回の展示品では
本当に素晴らしい繍仏を
たくさん観ることができます。

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一方、綴れ織の展示品はとても少ない。
修復されたばかりの国宝
「綴織當麻曼荼羅」と
その一部復元模造がメインです。

そもそも江戸時代以前に作られた綴織は
織物はおろか道具や資料も
殆どみつかっていないそうで
その事から学説的には綴織當麻曼荼羅も
唐からの舶来品という説が
今は主流なのだそうです。

これ、當麻寺の近所
(といっても1時間はかかるけど)
に住む私には
ショッキングな情報です。

奈良で織物と言えば中将姫。
その中将姫が蓮糸で一夜にして織り上げた
という伝説が當麻寺にはあり
中将姫信仰の形跡は
奈良のあちこちに見られます。

私も奈良で織物するからにはと、
転入してすぐにお参りに行った當麻寺。

まさか4メートル四方の綴れが
一晩で織り上げられる訳がないとは思いつつ
この奈良で織られたものと信じてました。


ただ中将姫が実在の人物だったことは
間違いなさそう。
そのお顔は昭和生まれの方なら
大抵はご存知なのでは?

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そう、津村順天堂(現社名ツムラ)のマーク!
懐かしですねー。
このマークの女性こそ中将姫。

図は日本家庭薬協会のHPからお借りしました。
ここに中将姫についての解説もありましたので
ご興味のあるからはリンクからどうぞ。



まあ、そんな訳で綴れの展示品は少ないのですが
人々の信仰を集めてきた4メートル四方の曼荼羅が
圧倒的であるのは間違いないし
この度の複製品を織った川島織物の綴れ織機や
ビデオ解説など
織り関係の展示もあります。

奈良国立博物館にて8月26日まで。

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by tezome-to-ito | 2018-07-23 07:50 | 染織の旅とお出かけ