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手染めと糸のワークショップ 

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京都美山かやぶきの里の藍と緑と。

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京都美山のかやぶきの里へ
行って来ました。

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京都駅で名古屋のHさんと待ち合わせ
JR嵯峨野線、山陰線、そして南丹バスに乗り継ぎ
到着したのがここ。
深い緑に覆われた50戸ほどの小さな集落です。

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主たる目的は新道弘之さんの
ちいさな藍美術館。

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ここは川島テキスタイルで知ったのですが
川島のツアー日程には合わず
Hさんをお誘いして個人的に行ってきました。

川島ツアーに参加された
きさらぎさんからの諸々の情報のおかげで
迷うことなく楽しめました。
きさらぎさん、ありがとうございます。

本格的なかやぶき屋根の建物の1階にある
藍染の工房では
新道先生が長年の経験で培った技による
藍の華が美しく咲いていました。

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うつくしい〜
うう、染めたい!
と思った、けど口に出すのも我慢しました。
とても大切で生半可なものではない
と藍の華が呟いていましたから。

この美しい藍の秘密は
自家製の灰汁にあるそうです。
灰汁からとても美しい!
驚きでした。

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「この世界に入って50年。
今はひたすらこのオリジナルの染めに
集中しています。」
と見せてくださった
シンジコ絞り。
シンドウとインジゴを掛け合わせたネーミング。

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こんなたて縞に染まります。
有松に似ていても
模様の出方が全く違います。

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2階のギャラリーには
世界各国の藍染コレクションが展示されていました。
4ヵ月毎位で展示替えがあるそうです。

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この美術館を見た後は
民族資料館でまったりしたり
お蕎麦を食べたり
緑の中を散策しました。

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とても暑い日でしたが
こんなに深い緑の中で1日を過ごすのは久しぶりで
少し時代を遡りました。

「美山のお年寄りは畑に出て
毎日同じ生活を繰り返す。
当たり前のように自給自足できる。
それが昔の日本の生活。
でも教育制度が出来て
子どもを学校に行かせるために
現金収入が必要になったのよね。」

はっとする気づきを含んだ
こんな会話を新道先生の奥様としたり

「ここに住みたくて車に布団積んで一泊したら
瞬く間に村の噂になっちゃって…笑」

と移住の経緯を教えてくださった
ちぎり絵ギャラリーの女性作家さんの話から
人の出会いと一生について思いをはせたり

日に照らされたベンチで
熱中症対策の梅干しをかじりながら
Hさんと取り留めのない話をしたり

なんか諸々
楽しかったです。美山。




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by tezome-to-ito | 2017-05-31 06:14 | 染織の旅とお出かけ

藍染めを雪晒ししてみました。

雪を見るとテンションが上がる人間です。

雪害で苦労される皆さんには申し訳ない話ですが、
道産子の血が騒ぐと言いますか
午後には融けるであろうにスコップを持ち出す人です。

ここ数年はそれほど雪が積もることはなく、
「やはりここは聖徳太子様がお住まいになった地、天候にも恵まれている」
という説ににこにこ頷きつつも
内心寂しい思いでおりました。

それが昨日、キターっ‼︎
朝起きると一面真っ白!

わーいわーい、どこまで積もるかな〜
雪かき必要かな〜?
今日の藍染めは外でできないな〜……

ん?あいぞめ??

思いついてしまいました。
それがこの光景。
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雪晒し!
やったことないけど、もしかして
藍染めには最適ではないか?
新聞やシートを広げたり
汚れを気にすることなく空気に晒せる。

なんたって美しい光景です。

気づいた頃には雪もだんだを止んできて
慌てて藍を建て布を絞りました。

棒絞り↓
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慌てすぎて冷たい水のまま使ってしまい
なかなか藍が建ちません。
寸胴鍋だったのが不幸中の幸い、火にかけ少し温めました。

その後1時間待って染色開始。

雪花絞り↓
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しわしわ絞り↓
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棒絞り↓
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段染め↓
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無事染まりました。

たぶん我が家の庭が一番活躍した日です。
無地も染めて、合計20m!
楽しかった!
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夕方まで晒して、その後はお風呂場で一度濯ぎ
後は洗濯機に任せました。
この量を干す場所は家にないので
乾燥も洗濯機に任せてみました。

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色は残念ながら浅いな〜。
アイロンかけも大変かな(^^;;

この生地はAJCの出品作に使用します。
こういう色んな無茶を楽しんで試せるのも
自己責任の公募展応募の良さかな。

さて今日は絹を染めます。
昨日の藍を受けて、何で染めるか…。
勝負はこれからです。

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by tezome-to-ito | 2017-02-10 08:44 | 手染めダイアリー

藍でウールを染める研究その1 紺屋藍

昨年倉敷のMUNIに行って
藍染めのウールラグを見て以来
ウールの藍染めにじっくり取り組んでみたいと
思い続けていました。

一緒に倉敷に行ったTさんに
「それが今年の課題」と話したことを
すっかり忘れていた初夏の頃
「私はこれから何をする人ぞ」
「え⁈ウールの藍染めですよね」
と有能な秘書の様に
そのことを思い出させてくれたTさん。

その後動きがないぞ〜と彼女は
密かに思っているかもしれない。

忘れていません。

2016年の内に
一つ取り掛かりました。
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いつも自宅や教室で藍染めをする時は
これを使っています。
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誠和の紺屋藍。

とても簡単で、使いやすい。
今回はこれを使いました。
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説明書通りに藍と溶剤を溶かします。
綿との違いは温度と酢を使うこと。

そもそも藍はアルカリ性。

アルカリが苦手なウールを
どの様に染めているのか?
MUNIのカーペットを見て思ったのは
そのことです。

特に藍がめで自然発酵させるわけではない
化学建てはアルカリが強い。
紺屋藍で酢を使うのは
中和のためかもしれないな。

上の写真は
紅花の黄水で2段階にイエローに染めた毛糸に
藍をかけたものと
一番色の濃いのは藍のみの麻糸。

藍のもう一つのテーマは
志村ふくみさんのような緑を染めることですが
なかなか…
緑っぽい青、までしかいかないなぁ。
まあ、良い色ですが。

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こちらは茶のナチュラルウールと
ラムの白糸を染めたもの。

濃紺に染めるには下染めに何を使うかも
研究すべきテーマですが、
カラードのナチュラルウールを使う方法は
メヘラリショップで教わりました。

うん、これは使えます!

今後は
違うお店の藍でも試して行くつもり。












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by tezome-to-ito | 2016-12-09 10:06 | 手染めダイアリー