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手染めと糸のワークショップ 

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タグ:草木染め ( 19 ) タグの人気記事

ヒバでストールを染める@十色の会

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昨日は今年最後の十色の会でした。
「その日最適なものを染料としてご用意します」
と参加者の皆さんにはお伝えして
当日までシークレット。

当日朝、近所の道の駅で
ヒバを仕入れました。

うっかり作業中の写真を撮り忘れましたが
煮出す間にみんなでチクチク縫い絞り。

媒染は鉄と銅をお好みで。

私は巻き縫い絞り、鉄媒染しました。
織地に似合う
シルバーに染まりました。
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今日は神戸で
箕輪先生のアシスタントに入ります。

さっそく巻いて出かけます。

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by tezome-to-ito | 2016-11-26 09:14 | 十色の会

ウール草木染めチェックの大判ストール

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コチニール、蘇芳、インド茜の
ブレンドで染めた毛糸を
大量消費しようと思い
大判ストールを織ったのは2年前のこと。

機から下ろして、
どうしたものかとずっと放置してたのを
ようやく仕上げました。

何に悩んでいたかというと
このウール糸が防縮加工してあるものだったので
縮絨がかからないのが分かっていたから。

並太を綾織で織ったので
重みで目が伸びて安定感がない。

やはりウールの織地は
ある程度繊維が絡みあって
ふんわりしていなくては。

アルカリ性の洗剤を使って
思い切ってガシガシすれば
防縮ウールでも縮絨効果は得られるかもしれないが
そうすれば草木染めの色が変色するのは必至。

さぁ、どうする?

結論から言うと
弱アルカリ洗剤を使用し
60度の湯で30分以上プッシュ
冷めるまで放置してさらに擦る。
2回繰り返すも余り効果がない。

で、最後の禁じ手を使いました。
高温洗浄の後、ドラム乾燥です。

少し湿ったところで取り出し
スチームアイロンで蒸気をかけて整え
干した後はウールブラシて軽く起毛しました。

縮絨前
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縮絨、起毛後
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変色は免れませんでしたが
格段に素材感が良くなりました。

織地は仕上げが大切です。












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by tezome-to-ito | 2016-11-15 11:53 | 手織りダイアリー

手染めのウール織り布で手作りコサージュ

織り布の余りで
コサージュを作ってみました。
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1つ始めたら楽しくって
一気に4つも作っちゃった。

ネットで調べると作り方が色々出てきて
じゃあ、アレも使えるかも?
こんなこともできるかも?
と連鎖反応。

黄色はなんちゃってハリスツイードのスマホケースの残り。
ピンクは花園の裏地の残り。
焦げ茶はあれです、
日々の手織り展のクッキーみたいなのです。

なんちゃってハリスツイードのページはこちら。

花園のページはこちら。

日々の手織り展クッキーみたいのページはこちら。

よく捨てなかったなぁ、私。
もし一月後だったら
大掃除で捨てていたかも。

草木染めで染めた糸で織ったものだから
何かに使いたいとは思っていたけど
本当に使い道が見つかって
すごく嬉しいです〜。

ウールなので大ぶりだけど
そこも味ということで
冬のコーデに加えよう。

これからは益々
残り布が捨てられないです。












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by tezome-to-ito | 2016-11-13 17:21 | 手づくりダイアリー

二度目の「志村ふくみー母裂への回帰展」

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父の法要の帰りに
世田谷美術館に立ち寄りました。

志村ふくみ展の後期展示。

前期より心なしか
照明が暗く感じたのは
展示品の違いでしょうか。

ごく最近の作品から始まり
昭和の作まで遡る。
お歳を重ねて
より繊細により透明感のある
作風になっていると感じます。

一周回って、
もう一度観直す。

すると、一番入り口近くに展示された
無地の着物群が
今までに増して輝いて見えました。
特に玉ねぎの茶色が美しい。

シンプルなものほど
作り手の精神性や技量が現れるもの。
これが「極める」ということでしょうか。

もし次に着物を織る機会があれば
一つの草木染め
一つの色で
ただ無心に織ってみたい。

そんな欲がふつふつと湧きました。

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前回霧に包まれた公園は
今回は休日の家族連れで賑やかでした。

そしてピンクに染まる木の下で
婚礼写真を撮るカップルも。
そういえば前回も
雨の中ウエディングドレスの花嫁さんがいました。

その理由はこれ。
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子福桜というそうです。
春と秋の2季咲き桜。

小さな福を頂きました。











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by tezome-to-ito | 2016-11-01 10:22 | 染織の旅とお出かけ

天然色の誘惑はどこまでも続く。

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箕輪先生の草木染めセミナーに参加してきました。

大好物のコチニールの染め分けがテーマ。

今年は東京のみの開催とのことだったので
日帰りで頑張る。

灼熱地獄と初日の報告をブログで見たので
心して準備しましたが、
昨日は涼しく
作業もH先生がほとんどして下さったので
汗はかかずにすみました。
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不思議なことに
というか、やっぱりというか、
ウチで染めるコチニールとは
そもそも無媒染の色から違います。

糸の種類や
コチニールの産地や
水の違いや
諸々の影響でしょう。

真っ赤に染まった錫媒染の見本を見て
絶対この赤を持って帰る!
と追加したけど
追加した分薄まってピンクになったという
これまた草木染めにありがちな
求めるほどに色は遠のく現象。

こういう場合、
可愛いから、ま、いいか!
と思うのが勝ちです。



セミナーは午後でしたが
午前中は世田谷美術館まで
お友達に連れて行ってもらう。

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志村ふくみ「母衣への回帰」展。

夏にアムスシムラに行った時に
本科の生徒さん達とともに作られた新作の曼荼羅を
ぜひ見て欲しいというお話があったので
楽しみにしていました。

曼荼羅はもちろん
その他の作品も素晴らしい。
何度観ても感動があります。

雨の砧公園の静けさが
緑の匂いが
余韻を引き立ててくれました。
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夏のアムスシムラのワークショップで染めた
葛染めの糸は
帯締めになって先月届きました。
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箱を開けて震えたほど
美しいです。

葛の鉄媒染。

帯揚げは枇杷染めの灰汁媒染です。


コチニールと葛と枇杷。
錫と鉄と灰汁。
ウールと絹。

草木染めの誘惑に
心が泡立つ感じ。

私は次に何を染めましょう。









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by tezome-to-ito | 2016-10-09 12:30 | 染織の旅とお出かけ

紅花と葛の、こんなん出来ました!

先日ご紹介した
黄水の電子レンジ染めは
ムラもなくきれいに染め上がりました。
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サーモンピンクの布は
十色の会の紅花の搾りかすを
もう一度搾って染めたシルクです。

和紙染めのピンクと黄色を
足して割ったような色になるのは
シルクが赤も黄色も
色素を取り込んで染まるため。

繊維による色の違いは
不思議で面白いですね。

そして驚きの写真は
Fさんの修復和紙!
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↓これが ↑これになったんですよ‼︎
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普通、無理でしょ!凄すぎる!
一閑張りに使うそうです。
何事も前向きなもの作りへの姿勢に
Fさんにはいつもいつも
教えられることばかり。
ありがとうございます。


そしてこちらは前回の葛を持ち帰り
お家て染めたNさんのストール。
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淡い優しい色がNさんらしい!

「先生の好きな色でしょ?」
って、言われました。

そうだった、
私ってこんな淡い色の草木染めが好きだった。
我に返るというか
時々、生徒さんの方が良く知ってるなぁと
思う瞬間があります。

こちらも持ち帰った葛の葉で染めた
Uさんの原毛
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左上-1番出汁のミョウバン
右上-3番出汁のミョウバン
左下-1番出汁の銅
右下-3番出汁の銅
だそうです。

Uさんは出汁が日をおく毎に
刻々と色味を変える様子も報告してくれました。
写真の原毛は3晩おいた染液で染めたそうです。

植物によって
すぐに染めた方がよいものと
ちょっと時間を置いて発酵した方がよいものと
1番出汁がよいものと
2番以降がよいものと
色々ですね。
本当に奥が深い。

また次回の染めも楽しみです。















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by tezome-to-ito | 2016-10-06 12:20 | 十色の会

和紙染めは失敗しちゃったけど@十色の会

昨日の十色の会はベニバナ染め

こちらが参加者の皆さんがお持ちになった
綿製品の染め上がり。
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きれいに染まりました〜。

が、しかし
本来の目的の和紙染めは
無残な結果に…。
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ボロボロです。

なぜこんな結果に?

一番の原因は
紙の選択ミスかな。

今回、柄がきれいな落水紙を使いました。

落水紙は和紙を漉く時に
水滴を落として模様をつける
とても繊細な紙です。

見た目の美しさで選んでしまったけれど
水で処理した模様は
水に弱いということ?
まぁ、よくよく考えたら
危険かな?と分かったはずですが
そのあたり今回アンテナが働かなかった。

大きく染めようとしたのもいけなかった。

試しに小さく切ったものは
染めようがありました。

皆さんすっごく頑張って
黄水洗いをしたので
紅の色はとても綺麗。

それだけに残念でしたが
エジソン曰く
「どんな失敗も、新たな一歩」

今なら、あの方法で染めれば良かったのだと
手法も思いつきます。
失敗も学びの一つと受けとめ
次回、リベンジを目指そう。
















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by tezome-to-ito | 2016-10-02 06:54 | 十色の会

大和川の葛で草木染め@十色の会

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Tさんの綿ボールストールも

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Sさんのアームカバーも

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Kさんのストールも

きれいなグリーンに染まりました。


本日の十色の会は
山崎青樹氏発案の緑に染める草木染めを
葛の葉で試みました。

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炎天下の中、葛の葉採取に参加して下さった
Uさん、Nさん、Kさん、Tさん
本当にありがとうございました。

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前日の土砂降りが功を奏し
きれいに洗われた葛。

1煎目、2煎目、3煎目と
染液が変化するのを見て
みんなどう染めるか迷いました。
やっぱり指示通り
混ぜて使うのが一番良いという結果でしたが
どう染めたものも
きれいな色でした。

他のメンバーさんの染めたものも
写真が届きましたら追加します。









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by tezome-to-ito | 2016-07-29 23:27 | 十色の会

ベニカナメの新作糸

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十色の会のKさんが
「お庭のベニカナメを剪定したので」
とわざわざ持ってきてくれました。

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煮出した段階では
液にはあまり赤みがありません。
こういう場合は放っておくことを山椒で覚えました。

1週間ほどすると少し赤みが出たところで
銅媒染で染めたウール糸が上の写真です。

実際と写真はちょっと色がちがいますが、
しっかりしたレンガ色です。

Kさん、ありがとう!











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by tezome-to-ito | 2016-06-14 14:59 | 草木染め糸みほん