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手染めと糸のワークショップ 

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シックな黒ラメとカラフルな段染めストール@みんなの作品

今日からABCクラフトで
上級クラスに進級したMさん。
中級の最後の自由課題で織った
ストールを持ってきてくれました。
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黒のラメ入りがゴージャスです。
素晴らしい〜。

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60センチ幅いっぱいいっぱい
しかも50羽。
たて糸張りが大変だったけど
頑張った甲斐がありました。
和にも洋にも使えますね。


中級クラスのYさんのストールは
対照的にカラフルで素敵です。
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イタリアの段染め糸をタテ糸に使用。
ヨコ糸は生成りのスラブ糸。
新鮮な果物をクリームでシェイクしたような
優しい色合いになっています。
ショートピッチで色が変わるので
まるで絣のように模様ができました。
面白いですね。


同じく段染め糸でも
Hさんのストールはタテヨコ共に段染め。
しかもテープ状の糸なので
色もはっきりくっきり。
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いつも元気なHさんらしい
ビタミンカラーのストールができました。
ポイントに入れたブルーが効いてますね。


大判のストールは
タテ糸をかけるのも織るのも大変だけど
納得の一枚になります。
気に入った糸を見つけたら
頑張って大きなストールにするといいですよ!











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by tezome-to-ito | 2016-10-27 23:43 | みんなの作品

ベビーケープとタテヨコ引き返し織り@みんなの作品

ただいまお孫さんのお誕生で
毎日お嫁さんのもとへ通っているTさん。

お孫さんのために織ったベビーケープが
超かわいい!
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箕輪先生の「手織り大全」を参考に
2枚も作りました。
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これからの季節に活躍しそう。
ケープを着たお孫さん、
きっとかわいいでしょうね〜。

お孫さんにだけでなく
家族のために普段から色々織っているTさん。
こちらは息子さんのマフラー。
「黒だけで」というリクエストは息子さんから。
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最初は綾織にしようかと相談を受けたのですが、
黒糸を卓上で拾って綾織するには
目が疲れるかも、ということで
シンプルに平織りで仕上げました。
そのシンプルさが正解で
素敵です。

タテヨコ引き返し織りのマフラーは
ご自分用かな?
空と雲のような
流れる水のような
とても爽やかなストールになりました。
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Tさんがタテヨコ引き返し織りに挑戦されたのは
Hさんが自由課題で織っているのを見たから。
これがそのHさんのタテヨコ引き返し織り。
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一見チェックに見えますが
拡げると引き返し織りと分かります。
秋らしい色合いと
チェックとは違う不規則な色の並びが
面白いですね。
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引き返し織りのマフラーは拡げて見るのと
実際に巻いた時の柄の出方が
違うところが魅力です。

巻き方によって表情が変わり
楽しめます。


















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by tezome-to-ito | 2016-10-26 09:53 | みんなの作品

天然色の誘惑はどこまでも続く。

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箕輪先生の草木染めセミナーに参加してきました。

大好物のコチニールの染め分けがテーマ。

今年は東京のみの開催とのことだったので
日帰りで頑張る。

灼熱地獄と初日の報告をブログで見たので
心して準備しましたが、
昨日は涼しく
作業もH先生がほとんどして下さったので
汗はかかずにすみました。
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不思議なことに
というか、やっぱりというか、
ウチで染めるコチニールとは
そもそも無媒染の色から違います。

糸の種類や
コチニールの産地や
水の違いや
諸々の影響でしょう。

真っ赤に染まった錫媒染の見本を見て
絶対この赤を持って帰る!
と追加したけど
追加した分薄まってピンクになったという
これまた草木染めにありがちな
求めるほどに色は遠のく現象。

こういう場合、
可愛いから、ま、いいか!
と思うのが勝ちです。



セミナーは午後でしたが
午前中は世田谷美術館まで
お友達に連れて行ってもらう。

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志村ふくみ「母衣への回帰」展。

夏にアムスシムラに行った時に
本科の生徒さん達とともに作られた新作の曼荼羅を
ぜひ見て欲しいというお話があったので
楽しみにしていました。

曼荼羅はもちろん
その他の作品も素晴らしい。
何度観ても感動があります。

雨の砧公園の静けさが
緑の匂いが
余韻を引き立ててくれました。
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夏のアムスシムラのワークショップで染めた
葛染めの糸は
帯締めになって先月届きました。
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箱を開けて震えたほど
美しいです。

葛の鉄媒染。

帯揚げは枇杷染めの灰汁媒染です。


コチニールと葛と枇杷。
錫と鉄と灰汁。
ウールと絹。

草木染めの誘惑に
心が泡立つ感じ。

私は次に何を染めましょう。









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by tezome-to-ito | 2016-10-09 12:30 | 染織の旅とお出かけ

紅花と葛の、こんなん出来ました!

先日ご紹介した
黄水の電子レンジ染めは
ムラもなくきれいに染め上がりました。
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サーモンピンクの布は
十色の会の紅花の搾りかすを
もう一度搾って染めたシルクです。

和紙染めのピンクと黄色を
足して割ったような色になるのは
シルクが赤も黄色も
色素を取り込んで染まるため。

繊維による色の違いは
不思議で面白いですね。

そして驚きの写真は
Fさんの修復和紙!
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↓これが ↑これになったんですよ‼︎
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普通、無理でしょ!凄すぎる!
一閑張りに使うそうです。
何事も前向きなもの作りへの姿勢に
Fさんにはいつもいつも
教えられることばかり。
ありがとうございます。


そしてこちらは前回の葛を持ち帰り
お家て染めたNさんのストール。
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淡い優しい色がNさんらしい!

「先生の好きな色でしょ?」
って、言われました。

そうだった、
私ってこんな淡い色の草木染めが好きだった。
我に返るというか
時々、生徒さんの方が良く知ってるなぁと
思う瞬間があります。

こちらも持ち帰った葛の葉で染めた
Uさんの原毛
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左上-1番出汁のミョウバン
右上-3番出汁のミョウバン
左下-1番出汁の銅
右下-3番出汁の銅
だそうです。

Uさんは出汁が日をおく毎に
刻々と色味を変える様子も報告してくれました。
写真の原毛は3晩おいた染液で染めたそうです。

植物によって
すぐに染めた方がよいものと
ちょっと時間を置いて発酵した方がよいものと
1番出汁がよいものと
2番以降がよいものと
色々ですね。
本当に奥が深い。

また次回の染めも楽しみです。















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by tezome-to-ito | 2016-10-06 12:20 | 十色の会

「君の名は。」の糸の話がいいんです。

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映画「君の名は。」を観てきました。
とても話題になっていますよね。
ほぼ日新聞で糸井さんが
行ってきた、と書いていたので
私(の年代)も行ってもいいのかな、と。

客層は体育祭の振替休日の小学生から
シニアカップルまで
私の心配をよそに
広い年代に渡っていました。

どこが人気の理由なのかと問われれば
この世とこの世じゃない世との融合というか
共時性が、日本人の
自然信仰心を刺激するからなんだと思う。

ちょうど日曜日の新聞で読んだ
村上春樹の特集の中で村上文学について
「『現実世界がそのまま異世界に繋がっている』
という感覚は、実は
日本の伝統的な文学に近い」
「現実と非現実がぴたりと
きびすを接するように存在している、
これは日本人の一種のメンタリティーの中に
元来あったこと」
という言葉があって、
「君の名は。」にあるものも同じで
日本人の伝統的なメンタリティーなんだ
と思いました。

そして今夜眠っている間に
違う誰かと入れ替わって、
知らない間に世界を助ける一役を買うのかも、
なんてことを思う私も
伝統的な日本人そのものなんでしょう。

そしてこの物語の
重要な小道具が糸だったことに
心わしづかみ。

〝よりあつまって形を作り、
捻れて絡まって、時には戻って
、途切れ、またつながり。それが組紐。
それが時間。それがムスビ〟

ヒロインの祖母のこの言葉を
もう一度聴きたくて読みたくて
小説版をダウンロードしました。

久々に寝不足の朝の予感…。



さてそんな私の糸仕事。
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十色の会のベニバナの黄水で
ウールの電子レンジ染め。

伝統的メンタリティーも情緒も感じられないけど
重い鍋も火も使わず
案外に体に優しい。

きれいに染まった「黄味」の名はベニバナ。笑












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by tezome-to-ito | 2016-10-04 10:02 | こぼれ話

和紙染めは失敗しちゃったけど@十色の会

昨日の十色の会はベニバナ染め

こちらが参加者の皆さんがお持ちになった
綿製品の染め上がり。
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きれいに染まりました〜。

が、しかし
本来の目的の和紙染めは
無残な結果に…。
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ボロボロです。

なぜこんな結果に?

一番の原因は
紙の選択ミスかな。

今回、柄がきれいな落水紙を使いました。

落水紙は和紙を漉く時に
水滴を落として模様をつける
とても繊細な紙です。

見た目の美しさで選んでしまったけれど
水で処理した模様は
水に弱いということ?
まぁ、よくよく考えたら
危険かな?と分かったはずですが
そのあたり今回アンテナが働かなかった。

大きく染めようとしたのもいけなかった。

試しに小さく切ったものは
染めようがありました。

皆さんすっごく頑張って
黄水洗いをしたので
紅の色はとても綺麗。

それだけに残念でしたが
エジソン曰く
「どんな失敗も、新たな一歩」

今なら、あの方法で染めれば良かったのだと
手法も思いつきます。
失敗も学びの一つと受けとめ
次回、リベンジを目指そう。
















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by tezome-to-ito | 2016-10-02 06:54 | 十色の会