ブログトップ

手染めと糸のワークショップ 

tezomeito.exblog.jp

カテゴリ:草木染め糸みほん( 25 )

新作糸 2012OCT②

a0191728_1052610.jpg


左から
落花生 の ウールスラブ
クロガネモチ の ループウール
コチニール&茜 の リリアン調メリノ


茜を混ぜたコチニールは
キュートなピンクに染まりました。
[PR]
by tezome-to-ito | 2012-10-13 10:40 | 草木染め糸みほん

新作糸 2012oct ①

a0191728_16471397.jpg


左上から時計回りで
ゴーヤーの麻レーヨンストール、
ゴーヤーのシルクストール、
ゴーヤーのウール中細糸、
落花生のウール並太糸。

ゴーヤーのウール糸は
写真より明るいペールグリーン。

落花生は実物の方が赤みが少ないです。
高級なバニラアイスの色。
もしくはピーチシャーベットの色。
けっこう乙女な色です。


落花生は実家の母が
孫の為にと送ってくれるので、
比較的よく食べる方かもしれませんが
それでもウール1カセ染めるだけ
貯めるには、3年掛かりました。

a0191728_16471480.jpg


殻より薄皮から色素は抽出できます。
今回はうっかり賞味期限が切れちゃった
実入りのものも、砕いて入れました。

以前、少量で染めた綿レースが
サーモンピンクで可愛かったので
そんな色になるよう染めてみました。

結果はクリーム色でしたが、
何ともやわらかで他にはない
ハートがキュンとなる色合いです。
[PR]
by tezome-to-ito | 2012-10-02 16:20 | 草木染め糸みほん

蕨の麻シルク糸

a0191728_204147.jpg


昨日蕨で染めた糸は
今日、こんな色に仕上がりました。

あれれ?赤みはどこへ行った?

あんまり長々と
色の変化を眺めすぎたのか
すっかり赤みは消えました。

そう。
草木染めの赤は
長時間火にかけると
消えることがままあります。

今回の蕨は
タンニン系と踏んで
温度には強いと読んでいました。

さらに柿のように
高温でガラリと色が変わる
可能性を感じていたので
けっこう高温で煮染めしています。

ガラリとまでの変化は
ありませんでしたが、刻一刻と
微妙に色相は変わり
赤みが抜けたのは
放冷している最中でした。

そうそう。
こういうこともよくあります。
長く放置した方が
濃くしっかりと染まるのですが、
その間に色味が変わってしまうこと。

次に見にいったら
全く別の色になっていて
一体何があった!?と糸に聞いても
返事はない。

これがいい結果の場合も
ショックな場合もありますが
全ては神のなさる技と
受け入れるが勝ちです。

今回も、とっても普通なこのベージュ
私は気に入りました。
麻らしく、蕨らしい。


さて、お約束の
蕨クッキングもご紹介しましょう。

蕨の醤油漬けです。
a0191728_20416.jpg


醤油 100cc
水 100cc
砂糖 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ1
実山椒 適量

上の材料を煮たてた中に
蕨の水煮をカットして入れ
もう一度煮たてるだけ。

これ、ご飯がメチャクチャ進みます。
要注意。
[PR]
by tezome-to-ito | 2012-05-10 19:37 | 草木染め糸みほん

逢いたいと思うほどに色は。。。

マロウブラックでメリノウールを染めました。
a0191728_21203482.jpg

おおおっーーー驚くほどのグリーン!!!
本当にこんな色に染まっているのか??
水洗いしたら流れてなくなるんじゃないか?と
怖くて、しばし濯げなかったほど
草木染めでは得にくい色です。

でも洗っても、ちゃんとグリーンでした。
にっこり(^^)

しかし実は、目指した色はグリーンではありませんでした。
前回染めた時は、トルコ石のようなブルーだったんです。

草木染めをしていてつくづく思うのは
色との出会いは本当に一期一会ということ。
二度と同じ色には出会えません。

それどころか不思議なことに
この色に逢いたいと思えば思うほど
その色は遠ざかっていく。。。

自然が創ったものには
同じものは一つとしてないのだから
草木で染めた色も
いつも同じでなくて当たり前。

今ではそう思うに至り
やってくる色を楽しむようになりました。

それでも一応、過去に染めた染料であれば
その記録を頼るわけで
今回のマロウブラックも
そうした訳ですが。。。違う!
こんなにも色が違う!!

いずれも美しい色なだけに
数多ある植物の中でも
かなり手ごわい感のある
マロウブラックなのでありました。
[PR]
by tezome-to-ito | 2012-02-19 21:41 | 草木染め糸みほん

新作糸 黒豆コットンビス

a0191728_9552014.jpg

ここのところ、年末恒例となっている
黒豆での糸染め。

言わずもがな、おせちの準備中に
お豆さんを煮こぼしながら、
これを使わずしてどうする!
と思ったのが始まりです。

最初の年は青く染まって、その美しさに感動!
ラミーコットンの黒豆を気に入ってくれた方が
何人もいらっしゃいました。

しかし難点は堅牢度が悪いこと。
1年もすると、青はすっかり抜けてしまいました。

それはそれ、ひと時の出会いでもこの色が好き、
と受け入れられる方はよいのですが
それでは虚しい・・と感じる人の情も当たり前。。

そんな悩みを知ってか知らずか、
次の年染めた黒豆はピンクになりました。

これは偶然の産物だったので驚きました。
しかもピンクになると堅牢度は良好。

化学的にはどんなことがおこっているのでしょうね。
黒豆の青とピンクは同じ色素なんでしょうか?
それとも違う色素なんでしょうか?
アントシアニンはPHによって青~赤に変化しますが
私の染めた黒豆液はどちらもPHは同じ。

どなたか、この謎を教えて下さい!

謎は謎のまま、昨年末もピンク黒豆、染めてみました。
糸はコットンビスです。
a0191728_105432.jpg

色味がとても上品です。
[PR]
by tezome-to-ito | 2012-01-19 10:14 | 草木染め糸みほん

新作糸 2011DEC Ⅲ

a0191728_19161990.jpg


柿とみかんの皮でコットンリング糸を染めました。
銅媒染で緑がかったイエローに。

バックのTシャツは同じ銅ですが先媒染です。

たっぷり染液があるのに、白糸がなくて
ずいぶん着こんだTシャツを染めてみました。

渋い色の絞り模様が、かなり気に入ってます。
[PR]
by tezome-to-ito | 2011-12-21 19:23 | 草木染め糸みほん

新作糸 2011DEC Ⅱ

敷地内の雑木を整理した友人から、たっぷりの枝葉を戴きました。
一月ほど置いて、すっかり乾燥染料になってしまいましたが
きれいに染まりました。

a0191728_1436454.jpg
a0191728_14361821.jpg


楠らしい、という枝葉と大きな桐の葉。

楠はイエローのようなベージュに染まりました。
ドライウールです。

a0191728_1439862.jpg


桐は美しいグレーに。
シルクモヘアとドライウールです。
お隣のベージュは金木犀のバルキーリネン。
ウールの金木犀は濃いグレーに染まりましたが、
全く違う色合いになりました。
a0191728_14522642.jpg


そして少量ですがイボタの実も採取したので染めました。
a0191728_1442404.jpg

a0191728_144347.jpg

染液の中では紫だったウール糸が
水洗いしてみるとブルーになりました。
草木染めでのブルーの出現は、神出鬼没。。。
[PR]
by tezome-to-ito | 2011-12-09 15:07 | 草木染め糸みほん

新作糸 2011DEC

久しぶりにゆっくり自宅で糸を染めています。
今日はメリノウールの新作をご紹介します。

年末に向けて枝を掃った庭の金木犀。
a0191728_9245690.jpg


花育ひろば で戴いたとうがらし。
a0191728_9383495.jpg


そして茜。

染め上がったばかりの糸3種です。
a0191728_927149.jpg


チャコールグレーが金木犀。
写真では黒に見えますが、オリーブがかったグレーです。
こんなに濃い色に染まるとは思いませんでした。
とても優秀は染料ですね。

とうがらしのイエローの実物は、画像よりコクがあります。
スパイシーなイエローではなく
クリーミーな温かい色味です。

茜は二番液を使用。
たで藍で一度染めた糸に重ね染めしました。
藍は薄いブルーで、しかもむらに色が抜けていたので
紫のグラデーションになるのかと思ったら
すっかり青が抜けてしまったかのようです。
金木犀のグレーと絶妙な相性ですが
茜だけで染めても同じ結果だったのかしら?
いつものことながら、もう同じ色は出ないんだろうな。


そして茜の一番抽出液で染めたものはこちら。
a0191728_1081983.jpg

shinpachiro札幌店のお客様からの注文品、茜Fe。
100gほどは店頭にも並ぶ予定です。 ←sold out
[PR]
by tezome-to-ito | 2011-12-06 10:15 | 草木染め糸みほん

手染め糸 mini 量り売り @shinpachiro札幌店 

今週末より、shinpachiro札幌店にて
糸のmini量り売りを行います。

糸種は以下の見本をご参照ください。

☆メリノウール☆
               紅花イエロー
a0191728_971735.jpg
 
               くるみ
a0191728_982837.jpg

               どんぐり
a0191728_992167.jpg

               ばら
a0191728_910063.jpg



☆シルクモヘア☆

               虹糸(コチニール・たで藍・やまもも)
a0191728_9121684.jpg



☆ドライウール☆

               きそけい
a0191728_914044.jpg


☆バルキーリネン☆

               藤
a0191728_915016.jpg

               うばめがしわ
a0191728_9155133.jpg



☆紙糸☆

               紅花
a0191728_9171425.jpg

               紅花(淡)
a0191728_918893.jpg



追 加

☆コットンリング☆

               もみじ
a0191728_824401.jpg


☆シルクモヘア☆

               コチニール
a0191728_8253031.jpg


☆シルク手紡ぎ☆

               山椒の実
a0191728_8264654.jpg



その他、常設の糸もございます。

お問い合わせはshinpachiro札幌店まで

shinpachiro札幌店HPへ
[PR]
by tezome-to-ito | 2011-10-13 09:33 | 草木染め糸みほん

藍生葉染めのウール糸

a0191728_23481934.jpg

お盆前に染めた、藍生葉のウール糸です。

ストールのワークショップで刈り取った後、
バッタ襲来のシーズンとなり、
新芽が開くや否や、食害にあっていたので
とても貧弱になってしまった藍葉を集め、染めました。

藍生葉でウールを染めても
時間が経つと真っ白になってしまうと聞いていたので
今回はどうしたら色落ちしないかの実験。

藍の青が白くなってしまうのは
ウール糸に限らず
還元作用によって起こる自然現象。

そもそも藍の色素は
青い状態では繊維に入り込まず、
白藍という還元状態にして染色します。

それを酸化させて青く発色させるわけですが、
繊維が水分などを含み、
還元菌なるものが繁殖すると
藍から酸素を奪い
もとの白藍にしてしまうのです。

半年くらいで青色が定着するようなのですが、
そこの原理はよく知りません。

取りあえずは、実践あるのみ。
今回はまず生葉で染める際、オキシドールで酸化促進。
その後、①煮沸、②酢酸、③食酢、④建藍用色止め剤
でそれぞれ処理しました。

それが写真の状態。

真ん中の、一つ色味が全く違うのが、
①煮沸したもの。
これは完ぺきインジゴの色が飛んでますね。

微妙に色が違って、③食酢処理が
一番色が濃いようでした。

さて、かれこれ3週間。
比べてみました。

なぜか、色止め剤で処理したものが
一番変色しています。
う~ん、生葉染めには効かないのかな?
それとも、処理の仕方が悪いのかしら?

他のものは、大きく退色はしていません。
このまま、調査は続行です。

プランターの藍は、また新たな葉をつけ始めました。
花が咲いて、種をつけてくれると嬉しいな。
[PR]
by tezome-to-ito | 2011-08-29 23:58 | 草木染め糸みほん