ブログトップ

手染めと糸のワークショップ 

tezomeito.exblog.jp

「君の名は。」の糸の話がいいんです。

a0191728_10024579.jpg

映画「君の名は。」を観てきました。
とても話題になっていますよね。
ほぼ日新聞で糸井さんが
行ってきた、と書いていたので
私(の年代)も行ってもいいのかな、と。

客層は体育祭の振替休日の小学生から
シニアカップルまで
私の心配をよそに
広い年代に渡っていました。

どこが人気の理由なのかと問われれば
この世とこの世じゃない世との融合というか
共時性が、日本人の
自然信仰心を刺激するからなんだと思う。

ちょうど日曜日の新聞で読んだ
村上春樹の特集の中で村上文学について
「『現実世界がそのまま異世界に繋がっている』
という感覚は、実は
日本の伝統的な文学に近い」
「現実と非現実がぴたりと
きびすを接するように存在している、
これは日本人の一種のメンタリティーの中に
元来あったこと」
という言葉があって、
「君の名は。」にあるものも同じで
日本人の伝統的なメンタリティーなんだ
と思いました。

そして今夜眠っている間に
違う誰かと入れ替わって、
知らない間に世界を助ける一役を買うのかも、
なんてことを思う私も
伝統的な日本人そのものなんでしょう。

そしてこの物語の
重要な小道具が糸だったことに
心わしづかみ。

〝よりあつまって形を作り、
捻れて絡まって、時には戻って
、途切れ、またつながり。それが組紐。
それが時間。それがムスビ〟

ヒロインの祖母のこの言葉を
もう一度聴きたくて読みたくて
小説版をダウンロードしました。

久々に寝不足の朝の予感…。



さてそんな私の糸仕事。
a0191728_10024628.jpg


十色の会のベニバナの黄水で
ウールの電子レンジ染め。

伝統的メンタリティーも情緒も感じられないけど
重い鍋も火も使わず
案外に体に優しい。

きれいに染まった「黄味」の名はベニバナ。笑












.

[PR]
by tezome-to-ito | 2016-10-04 10:02 | こぼれ話
<< 紅花と葛の、こんなん出来ました! 和紙染めは失敗しちゃったけど@... >>