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手染めと糸のワークショップ 

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菜の花染め@十色の会

桜が咲いて、気分はウキウキ。
なのでそろそろ活動開始。
今年初めての十色の会は
菜の花染めを楽しみました。

まずは大和川で菜の花摘み。
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「菜の花」は学術名ではなく
アブラナ科植物の花の総称であることをご存知ですか?

春の味覚としてスーパーに並ぶ菜の花も
菜種油を摂るアブラナも
キャベツやブロッコリーも
みんな花は菜の花。

今回採取した菜の花は
セイヨウアブラナと思われます。

菜の花は開花前でしたが
お天気に恵まれ、菜の花摘み日和。
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午後から草木染め開始。
まず水から煮出します。
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こんな感じ。
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いい感じで色が出ていますが、
菜の花はなかなか安定して染まらないことを過去の経験で学びました。

なので、持ち帰ってさらに染める覚悟を
会員さんにはお願いしておりました。

今回、染めるものは自由。
下処理が必要な方はお家で作業済み。
シルクと濃染処理済みのコットンストールをお持ちになったのはNさん。
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当日は短時間で綺麗に染まりました。
辛子色のストールが濃染処理したコットン。
お家でさらに銅媒染をして仕上げたそうです。
シルクも菜の花らしく綺麗ですね〜。

原毛を染めたのはUさん。
今回ウールに関しては
ほんのり色がついた程度でした。
Uさんはお家で新たに菜の花を煮出し
ミョウバン媒染から重ね染めしました。
左はさらに鉄で軽く後媒染したもの。
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紡ぐとどうなるか、楽しみですね。


Tさんはエコバッグ。
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左が若干濃いのが分かります。
今回アンモニアで最終仕上げをしたのですが、
Tさんは1枚ずつ仕上げたので
アンモニアがだんだん薄くなったと思われます。
濃染処理なしで頑張りました。
地が生成りなので分かりにくいですが、
当日の中では濃く染まった方でした。


私はウール糸を染めました。
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左がミョウバン媒染アンモニア仕上げのウール糸。

帰宅後、煮出した後の菜の花をもう一度煮出し、
新しい菜の花の染液も2煎まで取り
合計糸の4倍の菜の花を使用。
ミョウバンは10%先媒染と中媒染。
煮染めの後一晩放置しました。
アンモニア仕上げで黄味を出しましたが
それでも優しい淡色です。

ちなみに写真の中央は
途中から加えて染めたシルク糸の銅媒染。

右は梅で染めたシルクです。

今回、様々な被染物を持ち寄ったおかげで
ずいぶん勉強になりました。

とにかく、菜の花染めは菜の花の量が必要。
最低4〜5倍はいります。
濃染処理では辛子色、
無しではペールイエロー、
好みによって使い分けると良い。

そしてもう一つ!

煮出した時、
すごく辛子の匂いが立ちます。
目が痛くなるくらい!
そういえばアブラナは
別名カラシナですよね〜。
さらにアンモニアもツンとくる。
収穫もこの時期は花粉と黄砂が大量発生。

なので、マスクは必須アイテムです‼︎










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by tezome-to-ito | 2015-03-30 09:08 | 十色の会
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