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手染めと糸のワークショップ 

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北村武資展 「織」を極める

京都国立近代美術館で開催中の北村武資展に
行って参りました。
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人間国宝である北村氏の作品を実際に見たのは初めてです。
古代織の「羅」を再現した氏の技術は、
重要無形文化財に指定されていますが、
氏は今や再現に留まらず、独自の世界を創り出されています。

その繊細で軽やかな織物は、まるで天女の羽衣です。
細かい幾何学模様の連続は、始めから終りまで正確で
機に向かう緊張感が、制作60年を迎える今日まで
決して途切れることはなかったのだろうと
感じ入りました。

神々しい、でもだからと言って高飛車な印象はなく
人々が身につける衣としての「用の美」に徹しているところに
ますます感銘を受けました。

さらには濁ることのない美しい色合わせに
作品と作家の品格を感じます。
130点に及ぶ展示を2周した頃には
心が洗われたように癒されていました。

この展覧会は10月30日まで。
興味のある方は是非どうぞ。
織物の知識がない方でも、天女気分を味わえること
間違いなしです。


平安神宮に向かう鳥居を挟んでお向かいは
京都市美術館で、フェルメール展をやっています。
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この写真は国立近代美術館の4階から撮りました。
窓に向かって休憩できるスペースが何か所かあるのが、
この美術館の好きなところです。


川沿いのカフェも、これからの季節にぴったり。

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芸術の秋、到来です!
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by tezome-to-ito | 2011-09-18 23:45 | こぼれ話
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